遠野食肉センター オンライン






遠野のじんぎすかんの歴史


岩手県遠野市では、羊肉を食べる習慣が古くからあり、めん羊は、農家で飼育され、羊毛を生産していたという歴史もあります。昔は、遠野市内で屠畜されたマトンを食べていたこともあったそうですが、後に、冷凍流通による「マトン(成羊)」がじんぎすかんの主流となっていきました。

また、遠野では、漬け込みの味付けじんぎすかんではなく、焼き上げた肉をタレにつける食べ方が基本にあり、地域独自の食文化が根付いていたことが背景にわかります。




遠野食肉センターのはじまり


当社は、先代が精肉の問屋(加工・卸)や貿易外船との取引、「食肉」の職人として修行を重ねてまいりました。遠野市内へ開業時、羊肉は、マトンのじんぎすかんが遠野の習慣にあったことから、食堂でじんぎすかんの提供をはじめました。

遠野じんぎすかんは、ラム(生後1年未満の仔羊)にこだわり、海外輸入の生流通による品質基準に徹底的に取り組んでいます。また、ラム本来のやわらかく上質な部位のみを使用し、お客様に喜ばれる商品をお届けすることで、「遠野じんぎすかん」の文化を発信する使命を大切にしております。